オープン1週間!

今回の個展、11/26にはじまって、あっという間に1週間たちました。

ヒカリエの場のチカラもあり、いろいろなお客様にご来場いただき、感謝感謝です。

心配した「密」状態には全くならず、ゆったりと絵やスクラップブックを見ていただいています。

懐かしいニフティ時代のメンバーに久しぶりに会えたり、高校や大学の友人も来てくれて、同窓会のようです。

絵の展示なのですが、新しい仕事のつながりができたり、ぼくの友人どうしを紹介したりできることも、思わぬ副産物です。絵の展示にはそんなミートアップ的な要素もあるんだなーと、楽しくなります。

こういう本格的なギャラリーでやるのははじめてなのですが、とても楽しく有意義なことだと、じんわりと感動しています。こういうのを晴れ舞台というのでしょうか。ほんとうにありがとうございます。



会期がたつにつれ、この個展を開催するまでに、過去にぼくを展示に誘ってくれたみなさんに、あらためて感謝の思いがオーバーラップしてきます。

2013年にぼくを初めての展示に誘ってもらった青山の旅の書店「BOOK246」の黒﨑さん、展示することはフィードバックだという面白さを知りました。

代々木八幡のカフェ「ル・シャレ」に誘ってくれた下条さん、コラボで飲食イベントができたことが楽しかった!

2017年 伊勢丹立川の展示に呼んでくれた浜中綾さん、この展示で生まれて初めて絵が売れてものすごくびっくり感動しました。ご一緒した作り手のみなさんの、ものづくりへのこだわりや情熱にも尊敬の念を抱きました。

そして、今年2019年9月、神田の酒屋さん「キャリカーズトウキョウ」の白石さん、お酒と展示の相性に驚き、毎日が文化祭のようでした。またやりたいです!今回のヒカリエ個展のきっかけの場になりました。そしてそのすごい無茶なスケジュールにかかわらずいっしょにやってくれた画家の友人、阿部武史くんにも感謝でいっぱいです。


僕の絵は、世界や社会を変えるわけでもなく、アートの世界もきっと変えないでしょう。

ただただ、好きであちこち旅行をし、スクラップして絵を描き文章を書いた、個人的な感動の記録です。感情簿。20年やってると、いろいろ気付くこともありますが、本質的には、たのしかった「凪」のような時間の集積です。

これからもずーっと、淡々といろいろな絵を描き、いろいろなところで発表していこうと思います。

まずはあと2週間、この「旅の記憶」展で、いろいろなみなさんと出会い、再開し、話をしたりしたいです。ビールとワイン、コーヒーとりんごジュースを準備して、お待ちしております!